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1.アンデルセン暖炉・薪ストーブとは アンデルセンはデンマークが生んだ有名な童話作家で、日本でも広く知られています。
新宮商行が取扱う暖炉・ストーブはデンマークの二大メーカー、MORSØ(モルソー)
社と、SCAN-DSAが製造しアンデルセン薪ストーブと名づけられました。
またアンデルセン純正煙道部材はデンマークのKIERULFF(キエルフ)社がアンデルセン
薪ストーブ用に製造しています。
2.モルソー社とSCAN-DSA アンデルセン暖炉・薪ストーブのメーカー
モルソー社 は、鋳物ストーブ作り150年の
歴史をもつヨーロッパ最古のメーカーです。工場はデンマーク最北端のモルス島に位置し、
ストーブタイプ、フリースタンディングタイプ、ビルトインタイプを製造しています。

SCAN-DSAは、アンデルセン生誕の地オーデンセに工場をもち、スチール製フリース
タンディング暖炉では世界最大のメーカーです。あわせて鋳物ストーブも製造しています。
中でもUGLY DUCKLING(みにくいアヒルの子)の愛称で親しまれるCI-1シリーズは、約25年にわたり日本でのベストセラーモデルです。
3.デンマークと薪ストーブ
デンマークはその昔バイキング(海賊)で名をとどろかせ近隣諸国を併合した歴史があります。
今もグリーンランドはデンマーク領です。
戦争やバイキングには、多くの船や大砲、銃器が必要でした。このため鋳物技術が発達し、往時は100以上の鋳物工場があったと言われています。
また石油石炭等の資源が乏しく、反面森林が豊富のため、主な暖房は薪ストーブでした。
このような条件が重なってヨーロッパ一の薪ストーブ製造国となりました。
4.鋳物ストーブとスチールストーブ
薪ストーブは材質面から鋳物製ストーブとスチール製ストーブに区分されます。
鋳物ストーブは日本でも古くからなじみの深いストーブです。天板、側板等の構成部品は全て鋳型を作ったうえで鋳造されます。良い鋳型には多額のコストがかかりますので、モデル数
は限定されます。
破損、焼損の場合も部品交換ができるメリットがあります。また鋳物は蓄熱効果があり、
消火後もしばらく暖かさが続く特長があります。
スチールストーブは多様なデザインが可能で、フリースタンディング暖炉とも呼ばれています。
アンデルセンスチールストーブは高耐熱のハイコルテン鋼を使用し、燃焼室は耐熱レンガで覆っていますので、500℃〜700℃の高熱に耐えます。
鋼板はコンピュータ操作のレーザー光線で切断されますが、溶接、組立は、熟練工の手仕事で
一台一台ていねいに作られます。スチールストーブは、鋳物ストーブに増して、インテリアデザインとして楽しめる特長があります。
耐久性については、正しい使用を行えば、鋳物ストーブもスチールストーブも同じ寿命です。
5.輻射熱(ラディエーション)方式と対流熱(コンベクション)方式
薪ストーブの外壁が暖まって、ストーブ表面に接する空気を直接暖めるのが輻射熱方式です。
一方、ストーブ外壁に空気流通層を設け、下部より冷たい空気を吸い上部から暖まった空気を
出すのが対流熱(コンベクション)方式です。この場合でも、ストーブ上面と前面は輻射熱が放出されます。
対流熱方式は、側壁、後壁を余分に設けますので、価格は高くなりますが、側後壁面は比較的
高温にはなりませんから、壁や家具により近づけて設置できること、高齢者や幼児のいる家庭
では、安全性が高いメリットがあります。
着火後、部屋が暖まる時間は対流熱方式がやや早いです。
スチールストーブの多くは対流熱方式です。アンデルセンスチールストーブの中ではクック4型
のみ輻射熱方式で、他モデルは対流熱方式です。
一方、鋳物ストーブはほとんど輻射熱方式ですが、アンデルセン鋳物ストーブは、輻射熱方式と
対流熱方式の両方を揃えています。これはアンデルセン鋳物ストーブの大きな特長です。
6.目皿(ロストル)つき薪ストーブと目皿なし薪ストーブ
薪ストーブには、目皿(ロストル)のついたタイプとつかないタイプの二種類あります。ロストルつきストーブは多くの場合、灰受皿がついていますが、ロストルなし薪ストーブは灰受皿がついて
いません。
ロストルなし薪ストーブは薪専用に作られた薪ストーブで、薪以外の燃料を使用してはいけません。
常に一定量の灰を燃焼室底面にためていわゆる灰床を作って薪を燃焼させます。この場合、薪は燃焼すると 燠(オキ)になりますが、長時間の燠燃焼が得られます。
アンデルセンストーブは薪を完全燃焼させますので、灰のたまりは少なく、灰すても多くはあり
ません。参考までに灰は土壌をアルカリ化しますので、花壇や菜園には良い土壌改良剤となります。
一方、ロストルつき薪ストーブは、比較的多量の燃焼空気を必要とする石炭、コークス等も使用で
きる多種燃料用として作られています。ただし、ヨーロッパと日本では石炭、コークスの種類が
異なり(たとえば火力)ますので、アンデルセンストーブには薪以外はおすすめできません。
ロストルつきストーブで重要なことは、必要以上の空気が入らないようしっかりしたエアータイト
型であることです。
7.高品質・高級薪ストーブとは
高級薪ストーブは、種々の条件を兼ね備えていなければなりません。
- 材質が良く丁寧な組立であること。
- エアータイト式のこと。ダンパー(空気取入口バルブ)の調整で必要な空気だけ入り、他から不要な空気が入らないこと。
- 燃焼効率と熱効率が良いこと。少ない薪で高い熱出力をもたらし、かつ排気煙量が少なく、有害物質の出ないクリーン燃焼であること。
- デザインが良いこと。
- 耐久性が高いこと。
- 長年にわたり、補修部品の供給を受けられること。
アンデルセンストーブは、これらの条件を全て満たしています。150年にわたり、アンデルセンストーブが世界の一流品として生きつづけてきた秘密は、常にこれらの条件を重視してきたからといえましょう。
8.燃焼効率と熱効率
高級薪ストーブの条件として高い燃焼効率と、熱効率は必須条件です。
薪のもつ発熱量を燃焼時、どの程度まで熱に転換できるかが燃焼効率で、発生した熱をどの程度に
まで暖房のために室内に放出できるかが熱効率です。
燃焼効率100%が理想的ですが、まだ100%の薪ストーブは開発されておりません。アンデルセンストー
ブは、ほぼ全モデル75%以上の高い燃焼効率です。これは、セラミック製バッフル板や予熱タンク、
耐熱レンガ等最新の燃焼工学を採用しているからです。
燃焼効率を上げたり、海外の排煙規制をクリアーするため、キャタリスティックコンバスターを
取付けた薪ストーブがあります。これは役立っていますが、操作が難しいこと、薪を選ばなければならないことに加え、定期的なメンテナンスが必要で費用も高くなります。アンデルセンストーブは
キャタリスティックコンバスターを取付けずに高い燃焼効率とクリーンな排煙ができますから、
設置後のメンテナンスも容易で経済性に優れています。
また、アンデルセンストーブは燃焼ガスをストーブ内面にできる限り多く伝達する構造で、しかも
ストーブ外面はヒダやレリーフをつけ放熱面積を広くとり、熱効率を高めています。
9.煙道の重要性
薪ストーブのもつ能力を100%引き出せるか否かは、使用する煙道の種類と煙道設計にかかっていると言っても過言ではありません。
薪ストーブの排気口(煙突を接続する)の寸法は、燃焼室の大きさと熱出力から必要な排気量を計算し決められていますから、それぞれの薪ストーブに合った内径の煙突でなければなりません。
薪の燃焼には、排気ガスをスムーズに逃がしてやる必要があり、それは煙道内の煙の引き(ドラフト)と密接に関連します。適切なドラフトを得るには、設置場所内外の条件に合った煙道設計を行わねばなりません。薪ストーブに必要な煙突の高さや風圧帯を避ける高さ等、またログハウスの場合はセトリング対策も必要となります。
排気ガス(煙)はできる限り気体で暖まったまま煙突トップより逃がさねばなりません。煙が屋外の煙突内で冷やされると液体(タール・クレオソート)になり、煙突内面に付着します。
その結果引きが悪くなり、良い燃焼が得られないばかりか、最悪の場合タールに引火し、いわゆる煙道火災を起こすことがあります。
これらの点から、壁面貫通部と屋外の煙突はアンデルセン純正二重断熱煙筒の使用をおすすめします。
耐熱、対錆ステンレスの間に25mm厚のミネラルウールを入れて断熱性を高めています。表面は焼付黒塗装で耐久性も美観も高くなっています。
10. 市街地と薪ストーブ
アンデルセンストーブは、薪を完全燃焼させるよう最新の構造と工夫がなされています。
また、アンデルセン純正二重断熱煙筒を使用し、設置場所の室内、屋外の条件を調べた上で最適の煙道設計と工事を行います。
このような条件のもとで、十分乾燥した薪を使用した場合、煙突から出る煙はごく少量で、無色無臭です。もちろん、薪からダイオキシン等は発生しませんから、公害は起きません。
アンデルセン二重断熱煙突は耐熱ステンレスに黒色の耐熱特殊塗装され美観上からも問題なく、
また長期間の耐久性も備えています。
事実、都市住宅地でのアンデルセンストーブユーザーが、年々増加しています。
市街地でも安心してアンデルセンストーブをご使用いただけます。
11. 部屋の広さと薪ストーブ
設置場所が寒冷地かどうか、家の断熱状況、主暖房か副暖房かで選択する薪ストーブが変わってきます。
一概には言えませんが、天井の高さを一般的な2,400mmとした場合、1m2あたり60〜150kalの熱量が目安です。例えば20畳の広さの部屋は33m2ですから、1,980〜4,950kcal/hの熱量が必要となります。吹き抜けのある場合は、30%〜40%増の熱量を必要とするのが目安です。
天井にシーリングファンの取付をおすすめします。
また必要な熱量より一クラス上の熱量をもつストーブを選択することをおすすめします。それは、
小さいストーブでガンガン焚くとオーバーヒートし、鋳物やスチールプレートに亀裂が入ったり、
変形したりする危険性があるからです。
12. 高気密住宅の薪ストーブ
最近、高気密住宅が増えています。
薪ストーブの燃焼には常時空気を必要とします。空気消費量は多くはなく、ドアの開閉でほとんどの場合充分です。
しかし、どうしても外気導入をご希望の場合は、アンデルセンスチールストーブの多くは、外気導入用ダクト取入口がついております。詳しくは、アンデルセン販売施工代理店にご相談ください。
13. 調理(クッキング)ストーブ
薪ストーブの楽しみの一つに調理があります。
アンデルセンストーブ全てのモデルでバーベキューを楽しめます。これは、燃焼室にバーベキュースタンドを取り付けて行います。
クック4型は、天板に3枚のホットプレートがついており、お好みのクッキングが楽しめます。
スチールストーブの多くはベーク・オーブン室が燃焼室の上についており、パン焼きやシチューなどの調理ができ、スチールストーブの素敵な楽しみです。オプション販売のベーク・オーブンドアーを取付けます。
14. 薪について
樹木は、大きく分けて、針葉樹と広葉樹があります。暖炉・薪ストーブに適した薪はナラ・ブナ・クスノキといった紅葉する広葉樹です。
スギ・マツ・カラマツなどの針葉樹は木質が軟らかくすぐに燃えつきてしまい、ヤニを多く含んでいるので、燃焼時にクレオソートが発生しやすい欠点があります。針葉樹を使用する場合は広葉樹と混ぜて使用しましょう。
もう一つ大切なことは、十分乾燥した薪を使用することです。水分を多く含んだ薪を燃焼させると、水分を蒸発させるためにきわめて熱効率が悪く、またクレオソートが大量に発生し煙突や薪ストーブに悪影響を与えます。
長さ30cm〜40cmに切りそろえた薪は、日当たりの良い場所に井桁状に積み上げ、通風を良くして半年から1年ほど自然乾燥させると、含水率が15〜20%になり、薪ストーブに良い薪となります。
新建材や塩分を含んだ薪は、もちろん使用してはなりません。
15. メンテナンス(保守点検)について
薪ストーブを長く良好な状態で使うには、メンテナンスや保守点検が大切です。メンテナンスの内容は薪ストーブ本体の掃除、消耗品の点検、交換および補修と煙突掃除が主なものです。
薪ストーブ本体については、たまった灰の除去、ドアパッキン、ガラスパッキン、バッフルプレート、
耐火レンガ等消耗部品の点検と交換。錆が発生した場合は、錆落とし塗装です。適切な使用であれば、
長時間交換不要ですが、交換も誰もが行えます。
煙突の点検はシーズンの使用開始前に行い、ススがたまっている場合は、掃除しなければなりません。シーズン使用中は吸い込み具合の変化等で煙突のつまりに気づいた場合は、点検し掃除します。
またオフシーズン中に煙突内に鳥が巣を作っている場合もあります。
誰もができることですが、長期間安全に使用するため、シーズン前にアンデルセン販売・施工代理店に保守点検を依頼することをおすすめします。
16. アンデルセン販売・施工代理店
アンデルセン暖炉・ストーブ輸入発売元、株式会社新宮商行は全てのお客様に満足してお使いいただけることを第一の目標にしております。
販売、施工、アフターサービスを一貫して行うため、アンデルセン暖炉・薪ストーブに精通したアンデルセン販売・施工代理店を全国に配置しております。
17. 薪ストーブの購入・設置・アフターサービス
薪ストーブは本体とともに煙道設計、工事がともに重要なことは前述の通りです。
購入をご検討でしたら、お気軽にアンデルセン販売・施工代理店にご相談ください。
お部屋の広さ、気温、主暖房か副暖房か、設置方法、煙突の出し方、必要な煙道の高さ、ご予算等々
お打ち合わせいただき、最適の購入・設置計画をお立てください。
暖炉・ストーブは長年にわたり使用するものです。ですから設置後のアフターサービスが大切です。
アンデルセン販売・施工代理店は、設置後の適切なアフターサービスをお届けいたします。
18. 地球温暖化と薪ストーブ
地球温暖化防止は、21世紀を迎えるにあたって、人類が実行していかねばならない大きなテーマです。
地球温暖化をもたらす原因は、主として二酸化炭素(CO2)の増大で、電気、ガス、石油、石炭等を使用するエネルギー産業、交通運輸業、自動車、家庭電化製品等が主たる発生源です。
暖房について考えてみましょう。燃料は石油、ガス、石炭等の化石燃料と薪炭等の木質燃料に大別されます。両燃料とも燃焼するとCO2を発生します。
しかし、化石燃料はCO2を放出するだけですが、木はCO2を吸収・固定してくれます。植林を行うことにより、放出したCO2以上に、吸収することができます。また木は、再生可能な唯一の資源でもあります。
このようなわけで、暖房に薪ストーブや薪暖炉を使用することは環境に優しいということができます。
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